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日々のこと。仕事のこと。考えたこと。勉強のこと。いろんなことをパラパラって書いていきます。

英語長文の勉強方法(模試も含む)

英語長文ってどう勉強すればいいんだろう、、

何回解けばいいの、、??

全訳するのかぁ、、それだと時間足りない気がする、、

 

こうやって考えた経験はありませんか?少なくとも、僕はそうでした。

あまり成績が伸びずどうしようとずっと悩んでいた所、とある勉強方法を思いつきました。

というのも、至って単純です。"ひとつの長文を最大限生かす"という勉強方法です。

 

よく、精読だ〜やら速読だ〜やら喚く大人は沢山います。

ただ、それらはどちらかで大丈夫なのでしょうか。文によって変えるべきなのではないのでしょうか??

 

また、現代文でこういった経験はないですか??下線部の意味はよく分からないけれど、前後の文脈は簡単だから言い換え等で意味が推測できるというもの。これは日本語だけではなく英語でも起こります。つまり、文章は簡単な部分と難しい部分をセットに書いているのです。

比喩表現もそうでしょう。それ自体では読解するのが難しいのが前後の文脈で意味が類推できる。だって、「月が綺麗ですね」なんて今日では告白の定型文として定着していますが、夏目漱石が小説でこれを初めて書いた時、何言ってんだこいつ。ですよ。

ただ、前後の文脈でこれはI love you.を言い換えたものだと分かるわけです。

 

ということは、まずは文章を一つ一つ読解(構文把握であったり、単語の意味を覚えたり)し、その後でその文章を速読する練習をするのが一番の近道ということになります。

 

では、具体的なやりかたを提示したいと思います。

 

1.問題を解く

これは普通に時間を計って解けばいいと思います。

2.1日置いて丸つけする

直ぐには丸つけしないでください。これで合ってたかな、、とか、考え方正しいかな、、とか、1度思考を整理して落ち着いた後に丸つけをすると記憶にも定着し、のちのち文章を理解する上で大切になってきます。

3.丸つけと同時に解説を読み込む

本当はロジカルリーディング、実況中継、プラチナルールのような講義調のものが望ましいですが、皆が同じものを使っている訳では無いのでマストではありません。やっておきたいシリーズやレベル別等を使う人もいるでしょう。それならば、解答の根拠を理解してください。分からなければ和訳や辞書、文法書等を使って徹底的に調べあげてください。ここにいくら時間を使っても構いません。

4.授業をしてみる

これは相手がいる必要はありません。いたらベターですが、そんなに都合よく生徒役がいる訳では無いので、エア授業で構いません。想定される質問や文法的に難しいところを丁寧に復習すればそれなりの形になります。

5.音源があればディクトクロスを行う(もしなければ音読で代用)

毎回都合よく音源がある訳では無いので、その場合は音読を行ってください。別に音読すれば英語が話せるようにもならないし、理解できるわけでもありません。が、しかし、英語のリズムを掴むには最適だと思います。

ディクトクロスは自分の大学の教授が勧めている勉強方法です。宜しければ試してみてください。

 

これで終わりです。何度も問題を解く必要はありません。が、復習は徹底的に。これ以上吸収することがないくらい長文を活用してください。裏を返せば、予備校の通期テキストの量で長文は事足りるということになります。(だいたい1週間に1本)